森ノ宮医療大学教育後援会協賛のもと、6月27日（木）にキャリアガイダンス、就職説明会を開催しました。

今回のキャリアガイダンスでは、3月に実施したものの応用編として、履歴書作成時のポイント、面接を受ける際の注意事項等についてお話させていただきました。

就職説明会には、対面ではこれまでで1番多い14施設に参加いただきました。

臨床工学技士業界には大学の就職説明会というものが浸透しておらず、初年度の参加は6施設でした。先生方のこれまでのご尽力のおかげもありますが、今回参加いただいた14施設のうち8施設（57％）に本学卒業生が在籍していることから、卒業生の努力が次の世代の就職へと繋がっていることを実感しています。

終了後のアンケートでは、多くの施設から好意的なご意見をいただいた一方、一部の施設からは開催方法についてのご指摘もいただきましたので、来年度に向けて改善すべき点を検討していきたいと思います。

臨床工学技士には、医療機器についての専門的知識や技術だけでなく、患者様や多職種と連携するためのコミュニケーション能力が求められています。医師のタスクシフトが広がっている今、これまで以上にその能力が求められることになると思います。今回の就職説明会が、病院を知る以外に臨床工学技士としての役割やその責任について改めて考える機会になっていることを期待しつつ、今後の就職活動をサポートしていきます。